揺れの指標:
マグニチュード

地震の規模を表すのには、マグニチュードという指標がよく用いられます。
この、マグニチュードというのは、1935年に、アメリカの地震学者チャールズ・F・リヒターによって、定義されたものです。これはエネルギーの対数をとったもので、マグニチュードが1あがるとエネルギーは約32倍に、2あがると32×32=1024倍になります。
 マグニチュード(magnitude)というのは「大きさ・重要度」という意味を持つ英語です。

 マグニチュードには幾つかの種類があります。
一般的に、
「リヒターによるマグニチュード(ML)/1945年」
「グーテンベルグによる表面波マグニチュード(MS)/1956年」
「グーテンベルグ、リヒターによる実体波マグニチュード(mB)/1956年」
「金森によるモーメント・マグニチュード(Mw)/1977年」
「気象庁による気象庁マグニチュード/2003年」
などがあります。

 震源地から100kmの位置にある地震計の最大振幅(片振幅)の常用対数を基本に計算を行なっていきます。
 これに、震央距離(角度)、観測点毎の補正値を関連付けして計算したものが、表面波マグニチュードです。
 震源の深さと、震央距離、周期を関連づけさせたものが、実体波マグニチュードです。
 最近では、より規模を反映できるものとして、モーメントマグニチュードが使われて来ていますが、これは、断層運動のモーメントを関連付け、震源断層面積、平均変位量、地殻の剛性などを計算にいれたものです。
 この方法だと、従来の計算方法では表現出来なかったM8を超える大地震の数値を表現することができるようになります。
 気象庁マグニチュードは、変位マグニチュードと速度マグニチュードを組み合わせて計算していましたが、この変位マグニチュードがモーメントマグニチュードとずれることがわかり、計算方法を2003年に改定しています。

 マグニチュードによる地震規模の目安は、以下の通りです。
M8~ 巨大地震
M7~ 大地震
M5~7 中地震
M3~5 小地震
M1~3 微小地震
M1未満 極微小地震

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